企業の福利厚生は社員へのメッセージである、という話。
こんにちは。平日休みをとって、仕事のセミナーに行くことでモチベーションを常に保つのが癖のostuniです。
突然ですが、あなたの会社にはどんな福利厚生制度がありますか?
部活動手当、ランチ代…
様々なものがあると思います。
では質問です。
企業はなぜわざわざ制度を作って管理してまで(手間暇かけてまで)、給与ではなく福利厚生制度を作って社員に還元するのでしょうか?
企業が給与ではなく、福利厚生で社員に還元する理由
実は、これには理由があるのです。
大きく分けて、その理由は二つ。
・福利厚生制度の中には非課税になるものがあるため
・文化を根付かせるため
福利厚生制度は税法上、福利厚生費や交際費などいくつかに分けられます。
そのうち一部は、税金が引かれることなく社員に制度として還元できるのです。
給与で還元した場合は税金が引かれますので、給与での支給だけでなく、福利厚生制度で出来る限り社員に還元したいと考える会社様もあります。
どんな福利厚生制度があるんだろう?例えばostuniの話
勉強する文化を根付かせたい時に勉強支援の制度を作ったりすることで、当たり前のように学ぶ文化を作る会社もあります。
また、社員のコミュニケーションを活性化するためにランチ代を補助したり、部活動費用を出したり…
全てが非課税なわけではありませんが、社員への還元の仕方は選べるなかで、なぜその方法を選んだのかは、会社の文化やカラーが現れる部分です。
例えば、私もこれまでいくつかの会社に所属しましたが、ある会社は「勉強する文化を根付かせたい」という意図で、自己学習の支援制度や英語学習の支援制度を整備していました。
また、ある会社は体育会の営業会社だったこともありコミュニケーションを大切にしていて、部活動やランチ代の補助がありました。
どちらが好きかは好みと会社の考え方の違いですので、ご自身はどういう企業がいいか、福利厚生の観点から考えてみるのも面白いかもしれません。
社内制度は社員へのメッセージ。あなたの会社にはどんな制度がありますか?
福利厚生の内容は、会社の文化やカラーを映し出します。
いま転職活動をしている方は、気になった会社の福利厚生は「どういう意図で何を大切にした制度なのか」「トップダウンで決まったのか、ボトムアップで決まったのか」など調べてみると、その会社が大切にしているものが見えるかもしれません。